熊が出た場合の対応方法が説明されている
その5
2001年9月29日(土)
 24日目 久慈から八戸へ
本日はGPSの設定ミスで、指示が逆を示している様に思いながら、45号線に出るとおかしい。指示ポイントの緯度経度とメモを比べるとポイント名は良いが、緯度経度は昨日のまま。GPSを手動にて正しいデータをセット、45号線を走ると自動車専用道路になる、ペーパレス(パソコンより重たい全国道路地図は持ちたくないので)のため、道端でパソコンを取りだし、コースの確認。本日は本八戸までなので、余裕で走り見学するところがあれば、時間的余裕があると思っていたが、後で計算ミスと分かる三沢まで走れば良かったのに。八戸にて早い目に宿探し、駅の案内板で見つけた船員保険保養所に予約、部屋も綺麗で広い大浴場、食事も良く、価格も高くない。明日(9/30)むつ迄走るのは距離があり、朝早く出発したいので、夜の内に朝食を断り宿泊料の支払いを行った。
予定の変更 北海道に渡るのに、青森からフェリーに乗る予定だったが、下北半島先端まで走り大間から渡る予定。
24日目の走行距離 68.1km(累計 2138.5km)
2001年9月30日(日)
 25日目 八戸からむつへ
今日は、何としてもむつ迄走る必要があり、6:30に八戸をスタートし、むつに向かった。起伏の少ないコースで、快適に走れ、午前中にはむつ到着時間が予測でき、日本一深い温泉に入る余裕が出来た。
途中やはり、熊の注意看板が、逃げる方法まで説明されている。
今夜は少し豪華?な「プラザホテルむつ」に宿泊、部屋の窓から恐山が見える。夕日が隠れたのでシルエットを写した。
明日は大間からフェリーで、函館に。
9/28久慈の居酒屋で会ったライダーの「北海道のひげさん」の言葉が気になり、インターネットでフェリーの時間を調べると、明日(10/1)より1日2便と減っている。恐山に登って見たい計画は無理で、明日は午後の便13:50に乗れる様、寄り道をせずに走らなければ。

25日目の走行距離 111.6km
       累計   2250.1km
2001年10月1日(月)
 26日目 むつから函館へ ゴールしました
朝5時頃に目が覚めた時には、まだ雨が降って無い、ホテルの朝食を頼んでいなければ、早くスタートすれば雨が降る前に大間に着くのではと思いながら、もう一眠りして起きると、雨が降っていた。朝食後大間に向って雨の中をスタート。
地図でジグザク部分はやはり、海岸、峠の繰り返しであるが、三陸海岸ほど高低差も少なく、押して歩く事も無く走れた。
写真の撮影や休憩の余裕も無く、また場所も無い。大間のフェリー乗場に11時半には到着、出航まで時間があり近くに温泉があるのをポスターで見たが、風呂上りに濡れた靴を履くのはいやな為、ビールと熱いそばで体を温めた。13時前に乗船券購入、自転車は早めに乗船させてくれた。船室で一眠りして、甲板に出ると寒い、服を着込む。函館港に到着後のコース設定を考えていなかった。取りあえず函館駅に向かって走る。早く風呂に入りたい思いで宿を探す、可愛いペンションがあったので、飛び込む。中身は民宿?まあ良いか。一休みして風呂に入り、夕食を摂りたいので函館駅方面に傘をさして歩いて行く風も強い。
何となく選んだ店が「そーらん亭」で、話をしていたら、上陸記念でイカ刺しをご馳走になりました。場所は函館市松風町7−6
と言う事で、無事目的地の函館到着しました。
これで今回の計画の「日本縦断サイクリング」は無事達成しました。
ご声援有難うございました。
やっと青森県に到着
ここに列車が走っていれば良い風景だが
雪の時期に使う風除けのブラインド
名前の通り日本一深い温泉
恐山のシルエット
大間ー函館のフェリー内の愛車
右端当たりが大間かな?
下風呂温泉のいかさまレース場