2001年9月11日(火)
 6日目 尾道から岡山へ。
今日は天気が良く、直射日光は強く暑いが、太陽が雲に隠れると、風は涼しく(ただし向かい風)朝のうちは新幹線ガード沿いで、日陰になる道を走った。倉敷市、岡山市の2号線は自転車走行に気を使った道で、自動車専用の高架を通らなくても歩道を走れば、2号線に戻れる親切な作り。福岡県も見習って欲しい。
倉敷も見学したい場所があっったが、道路標識を見逃したので、素通りしてしまった。
自転車の後輪が少し振れているので、タイヤ交換をするつもりで、自転車屋を何店か探したが、650Bは在庫無し、岡山の自転車屋のおじいさんが見てくれ、リムとタイヤの収まりが悪いとの事で、時間をかけて調整をしてくれた。タイヤをはさむ始めてみる工具を使っての作業。費用を聞くと良いとの事、好意に甘えた。おじいさん有難う。
6日の走行距離82km(累計499.1km)
岡山駅前
2001年9月12日(水)
 7日目 岡山から播州赤穂へ。
岡山の後楽園にて
岡山県出身で、IHI、東芝を建直し、経済連会長だった土光敏夫さんの記念碑
大石神社境内に左右に義士の石像が並んでいる。
宿泊したホテルから自転車では2分程度で行ける場所にある、日本三名園の一つ岡山後楽園に行った。広い綺麗な所です。朝一番に入ったので、水をまいたり、植木の手入れ等の作業中でした。見学をそこそこにして、2号線、250号線を使い播州赤穂まで走った。大型トラック等交通量は多いが、自転車も走り易い。峠の手前で、MTBのパンクを修理中の青年を見つける。岡山から淡路島に行くとの事、修理を終わり空気を入れても抜けるので手伝う。3箇所パンクしてパッチがもう無いとの事。近くの家から洗面器と水を借り調べるとまだ4箇所も空気漏れがあり、修理をしてあげる。自転車歴半年と35年の違いを見せつけ、町に出たら予備のチューブを買うことを教える。
なぜ播州赤穂までかは明日書きます。
本日の走行距離65.9km(累計565km)
2001年9月13日(木)
 8日目 播州赤穂から西明石へ。
播州赤穂には息子が住んでいて、そこに泊まりました。息子は昨夜勤務で(あやしい夜の勤務?いいえその反対です??)、帰りを待ち11時頃の出発です。赤穂市と相生市の間にある高取峠は赤穂側からは11のカーブがあり、つらい登りでした。息子は姫路に4年間住んでいたところなので、今日のコースは息子に任せましたが、自転車が違うので(そうなんです)、ペースを落として走ってくれましたが、付いて行くが辛い日でしたが、平均時速はこの旅最高でした。
天気が良いのは、うれしいのですが、暑い。
姫路城の写真は、一般の方はお城を見て下さい。若干名 前に写っている方に注目する者が居るので。
JR西明石駅にてホテル探しですが、観光案内所がないので、駅前の看板にて、名前で安そうなビジネスホテルを探す一軒電話で予約して走りましたが、場所分からず、右下の様に探して走りましたが分からず、別のホテルに飛び込みチェッイン。大浴場付きの当たりで、風呂に入り冷たいシャワーを頭にかけると生き返ります。その後、居酒屋にて、息子と酒を飲む。また親父に戻っている。少し飲み過ぎたのか、ホテルに戻って、直ぐに寝てしまう。朝5時過ぎに起きてこの作業と電池の充電(GPS用)を行っている。
8日目の走行距離70km(累計635km)
赤穂市と相生市の間に位置する高取峠にて
今なら電話やインターネットがあるのに155里を4日半かけての連絡。
2001年9月14日(金)
 9日目 西明石から京都へ。
朝から曇り空で走り易い日であったが、一時にわか雨に遭いポンチョを着たり脱いだりの走行でした。出発が遅かったので、京都には暗くなっての到着となった。
本日の印象は、JR朝霧駅の陸橋で、花火大会での将棋倒しで亡くなられた現場を見た事。特に気にして走っていた訳では無いが、見た様な景色なので、近くのコンビにで聞くとこの陸橋との事。陸橋に上がって見ると、犠牲者の大半が幼い子供で、おもちゃ等が供えられている。あまりにも綺麗な場所で起こった事故で、この現場を見ると思わず目頭が熱くなり、線香を上げ手を合わせた。
その傍には、堀江健一氏のマーメイド二世号が展示されていた。特にこの船は、リサイクルのアルミを使用した、環境を重視した事で有名。
本日の走行 95.9km(累計 730.9km)
悲しい事故の現場となったJR朝霧駅
犠牲者に供えられたおもちゃ等
犠牲者の氏名、年齢に注目
2001年9月15日(土)
 10日目 京都から四日市へ。
本日のコースは、逢坂山と鈴鹿峠を越えるなければならないので、四日市までたどり着けるかが心配であったが、行ける所までと楽天的な思いでスタートした。曇り向かい風、時々雨の涼しい天気であった。鈴鹿峠の麓土山には、木村家の墓があり、盆に行けなかった墓参りをした。いずれの峠も一部自転車から降りて押した箇所もあるが、あまり苦労せず峠越えが出来た、もちろん下りは神経を使うが、気持ちが良い。
予定通り四日市に到着、駅近くのホテルにチェックインした。
本日の走行 105km(累計 835.9km)
京都と滋賀県の境 逢坂山の下り
交通の難所 鈴鹿峠
2001年9月16日(日)
 11日目 四日市から蒲郡へ。
今日は久しぶりに良い天気、しかし暑い。長良川、木曽川を渡り愛知県に入る、23号線を走るが、自転車は通りにくい。高架部分では急な坂を押して下りる、大きな交差点では歩道橋を登れ、歩道が無くなる、歩道部分に塵が散乱している、水溜りが出来ている等。県の行政の差か?。滋賀県が綺麗し、走りやすかった。歩道の整備や自転車の走行を考慮した県は、道路端の塵が少ない等関係している。多くの県を走るのその差が良く分かる。走りにくい23号線を避けて、その近くの道を走ったので、余分な距離を走った。こんな時もGPSが役に立ち絶えず目標の方向は分かる。
本日の宿は、途中看板で見た、クワハウスがある、ビジネスホテル。実際には、スーパー銭湯の上にビジネスホテル。大きな風呂は気持ち良く、水風呂で体を冷やす。
11日目の走行距離 93.6km(累計 929.5km)
23号線大きな交差点では地下歩道や横断陸橋を通れ!、歩道が無くなる等ひどい道
揖斐長良川、木曽川を渡る
その2
岡山城